市場全体でエンジニアが不足しているという巷では多くのエンジニア養成プログラムをサービスとして実施している企業が多くみられます。単純なエンジニアの転職、というわけではなくこれまでエンジニア未経験の人をいかにエンジニアにできるか、というのが日本全体を見ても大きな需要となっているのではないかと思います。
これまで様々なエンジニア養成プログラムを調査してきましたが、今回はその中でも筆者がオススメしたいと考えているTECH::EXPERTについてご紹介します。
なぜTECH::EXPERTなのか?
TECH::EXPERTでは、公式サイトにてプログラムの特徴として
- 設計、開発、インフラ構築、運用まで一気通貫で学べる
- フロントからサーバーまでの全レイヤーのスキルが身につく
- チーム開発やコードレビューなど実務とほぼ同じ環境を経験できる
- あなた一人でゼロからサービス公開まで可能に
という点を列挙しています。そしてこの中で特に筆者が注目しているポイントは
- 設計、開発、インフラ構築、運用まで一気通貫で学べる
- フロントからサーバーまでの全レイヤーのスキルが身につく
という点です。実はこれからの時代、全レイヤーを一人でみることのできるような「フルスタックエンジニア」の需要がますます高まると筆者は予想しています。これはあくまで筆者の考え方ですが、これまでのWebサービスはフロント部分はフロントエンジニア、バックエンドはバックエンドエンジニアというように分担され、開発されるケースがほとんどでした。
しかしAWSなどのクラウドサービス、マネージドサービスが増えてきた背景もあり、これまでインフラエンジニア(実際に物理的なサーバーを立てて環境構築してきたエンジニア)はかなり減りました。また運用についても、自動化などが進んでおり、まさにバックエンドだけをやるエンジニア、というのはますます減っていくことが予想されます。逆にいうと一人ないしは少数のエンジニアで完結できるくらいに世の中が便利になってきた、と言えるのではないかと思います。
これからはDevOpsという視点で、一人ないしは少数のエンジニアで、開発から運用保守まで一気通貫で実施する、という業務スタイルが増えてくるのではないかと予想しています。まとめると
- これまで:フロントはフロントエンジニア・バックエンドはバックエンドエンジニアがそれぞれ開発と運用を担当
- これから:フルスタックエンジニア(ないしはフロントエンジニア)がバックエンドまで開発・運用を担当
というパラダイム変換がおこる(むしろすでに起こっている)のではないかと思います。こうした考えに基づくとTECH::EXPERTのプログラム方針は理にかなっており、まさにこれから活躍するエンジニアを育成する場となり得るのではないかと思います。
あなた一人でゼロからサービス公開まで可能に
がまさにこのプログラムの方針を表していると筆者は考えています。
エンジニアに転職したい人に
もし、あなたがエンジニアに本当になりたいと考えているのであれば、慎重に自分にあったプログラムやスクールを選択することをオススメします。もし、お金を払ってプログラムを受講にしたにも関わらず、エンジニアになれないとしたら下記の2つの理由があるのではないかと筆者は考えます。
- 期待していたレベルのスキルが身につかず、起業に就職できない
- 学習のモチベーションが維持できず、挫折してしまう
TECH::EXPERTであればこの2つの壁に対してもリスクヘッジできるのではないかと筆者は考えます。
身に付くスキルの担保
TECH::EXPERTでは、自社のプログラムを
- 未経験者に必要な通常1000時間の学習を効率化によって600時間まで短縮
- 企業から求められるWebサービスを作りきる力やチーム開発も経験することが可能
と説明しています。学習効率も大切ですが筆者は特に後者の「企業から求められるWebサービスを作りきる力」が非常に大切だと思っています。というのも、ただエンジニアとして技術スキルを身に着けることと、この「Webサービスを作りきる」ことは別だと考えているからです。つまりここまでを担保できるかどうか、が最終的な就職可能性に影響しているのではないかと考えています。
また、転職ができるまでマンツーマンでサポートする、という方針も、転職実現へコミットしているあらわれになるのではないでしょうか。
学習モチベーションの維持
TECH::EXPERTはいわゆるオンライン学習とは異なり、専属のライフコーチ目標達成まで学習進捗を管理しサポートしてくれます。つまりしっかりと結果へのコミットしているのです。筆者も過去体験したオンライン学習で挫折したこともありました。技術的な問題に当たるなど明確な理由もあれば、なんとなくやめてしまった、とうケースもあります。オンラインで学習する上でこの「挫折」もしっかりとリスクと考え、リスク担保できるサービスに投資した方が良いでしょう。
フリーランス・や副業向けコースも
筆者が見る中で、TECH::EXPERTが他社と差別化できている一つのサービスがフリーランスや副業向けのサービスがあるという点です。そして筆者個人としてはこのプログラムが一番オススメしたいサービスになります。
まず、副業やフリーランスとなると普通の転職とは異なり下記のような点も重要になってきます。
- いかに仕事をとってくるか、営業スキル
- 会計、法務やPM業務など受注管理能力
これまで会社勤めをしていた人にとって実はこのあたりのスキルが壁になってしまう、ということが少なくありません。これまで営業職がやってくれていたような仕事をとってくるためん営業、経理職がやってくれたような、お金の清算、見積書、請求書のような処理、法務がやってくれていたような契約処理などを全て自分でやっていく必要があります。
仕事をとってくる能力
仕事をとってくる能力は、何も営業だけではありません。自分のスキルをネットを介して世の中にアピールし、セルフブランディングすることで、大きく受注のチャンスが得られます。
TECH::EXPERTは副業・フリーランスコースの「案件獲得支援」として、名刺作成やブログ、自己PR戦略などのセルフブランディングについても教えてくれます。このあたりのノウハウは他のサービスでは習得しづらいですが、とても大切なスキルです。また、様々な案件獲得方法についても学ぶことができ、受注の幅を広げることができます。
起業したい人にも
筆者がTECH::EXPERTをオススメしたいと思った理由をまとめると
これからのエンジニアに必要となるサバイバル能力が身につけられる
という点です。ここまでの内容で読み取れるかと思いますが、これからの時代を生き抜くエンジニアに必要となるスキルは、単にプログラムが書けることだけではないのです。筆者はエンジニアに必要なサバイバル能力を下記のように考えています。
<エンジニアに必要なサバイバル能力>
- 自分で思ったように一気通貫でサービスを作れる力
- 自分のスキルをアピールし、仕事をとってくる能力
- 最後までサービスを作りあげ、信頼を獲得して次の仕事に繋げる力
そして、これらを突き詰めると、最終的には自分で起業してサービスを作り、売っていくことができると思います。TECH::EXPERTでこれらがどこまでできるようになるかはわかりません。しかしプログラムの方針としてしっかりこれらを掲げているサービスは少なく、筆者は魅力を感じています。
料金もある程度かかると思いますが、皆さんにぜひしっかり考えていただきたいのは、投資費用とリターンの内容です。特にこのリターンがどれだけ確実に、かつ意味のあるものが自分にとって得られるかを突き詰めて考えられるか、がとても大切になると思います。他にも様々なオンライン学習サービスがあるかと思いますが、ぜひこのTECH::EXPERTを検討してみてください。