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会社で仕事をしているもののイマイチ自信がつかなかったり、評価されずになかなか待遇が上がらない、という方は多いのではないでしょうか?自分のビジネスマンとしての限界をなんとなく決めてしまい、そこから踏み出せなくなっている方も多いのではないかと思います。

そんなジレンマに陥った時に、少しでも自分の自信や交渉力を高める手段の一つが「仕事や生き方の選択肢」を増やすこと、ではないでしょうか。このような観点から、未経験や文系の方であってもエンジニアになるための勉強をはじめ、転職をすることをおすすめしています。

こちらでは未経験の方や文系の方にエンジニアをオススメする理由についてご説明します。

評価されやすく、待遇が上がりやすい

営業など数字で評価される業種は別として、そうでない文系職は、実はコモディティ化しており、他人・ライバルとの差別化が難しいと言われます。

対してエンジニアは、

  • 開発がある程度できれば評価してもらえる
  • パフォーマンス・実力が定量的に評価しやすい

という点から、実力があれば評価されやすい傾向にあります。もちろんエンジニアの間でも競争はありますが、まず圧倒的に人材需要が高いので、いきなり仕事につけなくなったり、ということは少ないでしょう。

可能性と視野が広がる

必ずしもこれまでのキャリアや経験を無視して、エンジニアになることをすすめているわけではありません。これまでのご自身とのキャリアと技術の掛け合わせで、非常に市場価値の高い人材になり得るチャンスがあるのです。ここで挙げている可能性とは下記のようなもの指しています。

これまでのキャリアとのかけあわせによる可能性

たとえば、これまで人事をやっていた人がシステム開発をできるようになるとどうなるか?実はこのように専門的なドメイン知識がある人が技術をかけあわせて発想することで、新たな市場を見つけられる可能性があります。思わぬところに効率化すべきところが見つかったり、ドメイン知識がないと思いつかないようなことがたくさんあるのです。

職業選択や、働き方の可能性

エンジニアとして手に職がついた場合、現在の圧倒的なエンジニア需要から、多くの業界にチャンスがあり、選択肢が格段に増えることが予想されます。また、副業やフリーランス案件も多いため、必ずしも社員として働かなくても生きていけるようになります。一からアプリやサービスを立ち上げられるようになれば、起業という選択肢さえも見えてくるようになるでしょう。

このように「選択肢が増えること」は今勤めている会社に対しても強い交渉力になります。こうしてご自身の自信につながるのです。

手に技術がつくことで自信がつく

一度自分で何かを作るという経験を成し遂げると、大きな自信になります。開発というものが、今まで自分が全く想像できなかった世界から、ある程度想像できてコントロールできる世界に変わるのです。何か一つでもその経験をしていると、開発やモノ作りに対しての意見も説得力を持つようになるのです。

スキル取得、学習の手段が数多く提供されている

いまではオンライン受講サービスなどが数多く存在し、自分にあった勉強方法が選びやすくなっています。各専門領域における学習ハードルは格段に下がっており、自分が学びたいことを自分流で学ぶことができる時代です。もちろん未経験を対象とした講座も数多く開かれており、エンジニアへの転職を実現している方も増えているのです。

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未経験・文系がエンジニアになるのは難しいのか?

実際に未経験の人、文系出身者がエンジニアになるのは難しいのでしょうか。

エンジニアの世界はやはりロジカルに考えることが必要になってきます。また、突き詰めて考える力も必要です。しかし、それは文系職の方でも、業務の中でできている人が多いのではないでしょうか。

また、数学的なセンスが問われるのでは、と思われる方が多いと思いますが、これも誤解されている方がほとんどだと思いますが、数学が必要となるのはエンジニアやプログラマーの中で、ごく一部です。

下記のような特性をお持ちの方であれば、エンジニアになる適性は十分にあるでしょう。

  • ロジカルに考え、設計・実装したり問題の原因解明出来る方。
  • モノづくりを純粋に楽しいと思える方。
  • 自己研鑽、スキルアップがモチベーションになる方。

未経験のITエンジニア転職なら【TECH::EXPERT】

ここでは、エンジニアの中でも、文系や他のフィールドでの経験が生かしやすいと思われるカテゴリをご紹介します。

UIエンジニア

これまで商品企画・仕様の作成だったり、ユーザーの問い合わせなどのサービス・サポート業務をしてきた方であれば、意外と向いているのがこのUIエンジニアです。ユーザーが直感的でわかりやすく、混乱のすくないシステムUIを実現するためにどうすればいいか、という観点で発想できる点は、強みになるでしょう。ユーザーが欲しい情報、機能をシンプルにわかりやすく、UIでどう実現できるか、が腕の見せ所です。

金融系システム、FinTech

金融系のお仕事に携わっていた方は、業界や業務におけるドメイン知識が豊富なため、その知識がシステム開発においても生かされる場合は多々あります。金融系のシステムであったり、Fintech関連のアプリやサービスであれば、これらのドメイン知識が大きく役立てられ、すぐに活躍できるのではないでしょうか。

VR、ARエンジニア

ハードル高いのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、VRやARなどのxRアプリ開発においては、論理だけではない、見た目を調整できるような感性が必要になります。グラフィックデザインやサウンドデザインを担当されていたようなデザイナーであれば、そのセンスをアプリ開発に生かすことができるのではないでしょうか?優れたVR・ARサービス・アプリはエンジニアリングとデザインのバランスが取れており、今後一層、デザイン視点を持っている開発者の役割が増すでしょう。

業務ITシステム

その他、特定・特殊な手順やフローに依存するような業務であれば、その業務をIT化する際にその業務を熟知している人が重宝されます。特殊であればあるほど、誰も理解していないドメイン知識が重要で、IT化することによるチャンスが眠っているのです。

このように自分のキャリア背景と親和性のある・ドメイン知識が重要になるような業界や職種を選んでかけあわせると、希少価値が生まれ、市場価値も上がります。中には起業につながるようなアイディアが生まれることも少なくありません。実際にスタートアップ起業者の多くは、そのような自分のキャリアが生かせるレガシーなもの×ITで立ち上げを実現してきています。

ぜひITエンジニアは自分と無縁、と決めつけずに視野を広げて一歩踏み出してみてください。





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