市場価値の向上

エンジニアとして会社として働いていると、時としてなかなかエンジニアとしての実力を上げられなかったり、対外的に示せる結果が残せなかったりします。もしそのような状態が続いていた場合、いざ転職しようと思ってもなかなか上手くいかない場合があります。常に外から評価されるエンジニアになるためには、常に市場を見ながら日々の仕事を考えていく必要があるのです。こちらでは市場価値を上げることのできるエンジニアの習慣や特徴をご紹介します。

 

最新のトレンドをキャッチアップできている

昨今のソフトウェア技術はものすごい速さでトレンドが変化していきます。これからのエンジニアは今まで以上に、最新の技術をキャッチアップする力が問われます。最新の技術をキャッチアップして、トレンドを追い続け技術をつかっていくことで、常にその時代の転職市場の求めるエンジニアであり続けられます。

自分の成果・実績を人に説明できる

社内での価値や市場価値を上げるためには、それを自分以外の人にアピールしなければなりません。エンジニアは開発などの自分の仕事に埋没してしまい、存在価値のアピールをおろそかにしてしまい勝ちです。プレゼンしかり、職務経歴書しかり、自分の実績を効果的に伝えられるようになると、自分の実力に見合った、あれはそれ以上の市場価値を獲得できるでしょう。

業務時間外でも技術力を高めている

市場価値を上げるためには、当然人より秀でないといけません。もしあなたが凡人なのであれば、人と違うことをして、人以上に努力をしなければなりません。もし自分の実力が不足していると感じるのであれば、業務にが変わらず勉強し、技術力を高めましょう。会社の業務だけだと、トレンドと乖離した技術だけに埋没しがちです。エンジニアは本来モノづくりが好きな人が多いと思われます。たとえば、アプリやシステムをつくることで生活がちょっとだけ便利になったり、家族に感謝されれば、きっとモチベーションが高まるはずです。ただ勉強するだけでなく、実際に何かモノを作ってみることをおすすめします。

転職市場におけるポジショニングを意識している

あなたはもし転職しようと思ったときに、他のエンジニアとどう自分を差別化するでしょうか?転職市場において自分のエンジニアのキャリアはどれだけ需要と希少性があるのかを確認してみましょう。この2つで市場でのあなたのニーズが決まります。特化した専門スキルを獲得してスペシャリストとして生きたり、マネジメントを学んでプロジェクトマネジメント側に回ったり。将来の自分の売り出し方を考えた上で仕事に臨むと、仕事に対する姿勢が変わり市場価値が上がる可能性があります。今のお仕事で、何を吸収するのかをしっかり考えましょう。

高いレベルでの設計ができる

一つの技術を深掘りして生きていくのもエンジニアの生きる道です。しかし、スペシャリストの道は世界中にライバルがいるため、イバラの道。それよりも、もう少し広い視野で設計できるエンジニアになることをおすすめします。2つの技術を組み合わせて設計したり、クライアントとサーバーの両方を組み合わせて設計したり。ソフトウェアアーキテクチャを考えられるエンジニアは貴重であり、今後も市場価値も高まることでしょう。

市場価値を上げるためには、まずエンジニア市場を知り、その中で自分がどこに位置するのかを俯瞰的に見つめましょう。やみくもに努力をする前に、勝ち筋を想定してから行動を起こすことをおすすめします。

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