未経験歓迎の求人が多いということで、エンジニアに転職しようと考えている人は多いです。しかし、いざ転職しようと思っても、なかなか上手くいかないこともあるでしょう。エンジニアはプログラミング言語など、専門的な知識が必要になる職種です。転職を成功させるためには、エンジニアに関する知識をいかに身につけるかが重要になります。では実際どのように勉強すればよいのか、具体的な学習方法を紹介していきましょう。
まずはエンジニアに必要な知識や技術を身につけよう！
エンジニアになるためには、様々な知識を身に付ける必要がありますが、必ず学んでおきたいのがプログラミングに関しての知識です。未経験の方は、まずプログラミングの基礎について学びましょう。プログラミングを学ぶ時には、どの言語を選ぶかが重要です。色々な種類のプログラミング言語があり、それぞれ得意としている分野が違うので、自分が何をやりたいかに合わせて選ぶようにしましょう。
自分がどの言語を学べばよいかはっきり決まっていないという方は、とりあえずPythonを学んでおくとよいでしょう。Pythonはコードがシンプルで文章量も少ないため、初心者でも学びやすいプログラミング言語です。InstagramやYouTubeなど有名なsiteの開発にも使われている人気の言語なので学んでおいて損はありません。Webアプリケーションの開発や機械学習の開発、IoTに関わるシステムの開発など様々な開発ができるようになるので、Pythonを扱えるようになれば転職にも有利です。
JavaScriptも人気の高いプログラミング言語で、Webエンジニアになるなら必修とも言われています。これは、マウスを特定の場所に乗せた時にポップアップを出現させたり、ボタンの色を変えたりするWebサービスで使われているプログラミング言語です。また、Webアプリケーションやゲーム開発にもよく使われます。最近はブラウザ上でプレイできるゲームや、スマホゲームが人気になっているので、自分でも何かゲームを作りたいと考えている人はJavaScriptを学んでおくとよいでしょう。ブラウザさえ用意すれば開発環境が揃うので、すぐに学習が始められるというのもJavaScriptが初心者に人気の理由の１つです。
楽しく実用的な言語として人気なのがRubyです。楽しさを重視して作られたプログラミング言語で、Webアプリケーションの開発によく使われています。Rubyは日本人によって作られたプログラミング言語ということで、日本語による解説や参考資料が多いという特徴があります。日本語で学べるというのは、これからプログラミング言語を学ぼうと考えている人にとって大きなメリットです。汎用性が高いプログラミング言語で、多くの企業がWeb開発にRubyを取り入れています。需要が高いということで、学んでおけば転職に役立つはずです。
エンジニアを目指すための学習方法！
エンジニアになるためはプログラミング言語の習得が必須になりますが、どうやって学べばよいか分からないという方もいるでしょう。エンジニアを目指すための学習方法は色々あります。まず一番手軽なのは教材などを買って、独学で勉強する方法です。独学なら時間に縛られることなく、自分のペースで学ぶことができます。仕事をしながらでも、空いた時間を使ってプログラミング言語を学べるため、転職する人にとってはメリットの多い学習方法でしょう。さらに、授業料などを払う必要がないので、安く済むというのもメリットです。しかし、分からないことがあった時に、自分で全て解決しなければならないため、問題解決に時間がかかるというデメリットもあります。
本格的にプログラミング言語を学びたい人は、スクールに通うのもおすすめです。エンジニアになるために必要な知識や技術をしっかり学べるようにカリキュラムが組まれているので、効率的に学ぶことができます。ただし、ある程度費用がかかってしまうので、お金をかけたくない人には向いていません。また、地域によってはエンジニア向けのスクールがないところもあるので、人によっては通学時間が問題になることもあります。
身近にスクールがない人は、オンラインスクールを利用するのもよいでしょう。オンラインスクールなら、身近に学校がなくても問題ありません。時間と場所を選ばず本格的に学べるというのは、オンラインスクールの大きなメリットです。職業訓練校に通うのも、１つの方法でしょう。職業訓練校なら、手当を貰いながらエンジニアの勉強ができます。ただし、離職してから一定期間ブランクが空いてしまい、転職時に不利になることもあるので注意してください。また、職業訓練校は一般的なスクールに比べると対象科目が少ないため、自分が学びたい科目がないこともあります。まずは、自分が学びたい科目があるかしっかりチェックすることが大切です。
エンジニアに関する知識をしっかり身につけ転職を成功させよう！
エンジニアは人材不足が問題になっているということもあり、未経験でも受け入れてくれる職場が多くあります。しかし、全く知識や技術がないまま転職活動をしても、上手くいかないかもしれません。もしこれからエンジニアに転職したいと考えているなら、事前に独学やスクールに通うなどして、基本的な知識は身につけておきましょう。
