【体験談】AWS ソリューションアーキテクトを2週間で取得しました

先日、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトを取得しました!取得したのは2020年3月です。こちらではその際にどのように勉強したか、についてお話します。

まずAWSソリューションにアーキテクトアソシエイト(通称AWS SAA)について知りたい方はこちらを参考にしてください。

【おすすめ資格】AWSソリューションアーキテクトをとってみよう

この資格をお勧めする理由は、試験の中で非常に実践的な問いに触れられるということです。単純な知識問題もあれば、ユースケースベースでの問題もあり、このユースケースの問題で知識力は当然のこと、頭を使う必要がでてきます。つまり、この資格を勉強すれば、自ずとAWSでのアーキテクチャを考えていく力を高めることができるのです。

まず筆者のスペックと勉強時間・投資額について共有します。

<前提スペック>

AWSクラウドエンジニア歴:実質1年未満。AWS EC2やVPC、Lambdaなどに少し触れたことがある程度。オンプレなどのインフラ構築経験などはほとんどありません。

<勉強時間>

2週間後の試験に申し込んで、そこから勉強開始。実質勉強時間は20時間くらい。

<教材への投資額>

10000円程度(AWSソリューションにアーキテクトアソシエイト受験費は別です。)

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出題範囲

出題範囲ですが、筆者としてはそこまで広くないと感じました。各サービスがどんなコア機能を持っていて、どんな使われ方をするのがお作法なのか、を知っておけば問題に答えていくことができます。

おさえておくべきAWSのサービスはこちら。

  • VPC
  • EC2
  • NetworkLoadBalancer
  • Application Load Balancer
  • SQS
  • SES
  • Elastic Beanstalk
  • Elastic cache
  • Cloud Watch Logs
  • Cloud Front
  • Lambda
  • EBS
  • S3
  • S3 Glacier
  • Dynamo DB
  • RDS
  • Cloud Formation
  • IAM Role

少なくとも2020/03の段階では上記のサービスあたり(もちろん全てではないです。)を網羅しておけば、合格が見えてくる気がします。このあたりがなんのこっちゃ?と思われる方は参考書を購入して基礎的な勉強から始めると良いでしょう。ちなみに筆者は基礎の勉強として下記の本を読みました。

まさに上記で述べたような各サービスの説明と、それらを使ったオーソドックスな設計のパターンが学べるのでおすすめす。細かい構築手順などについても言及されていますが、そこは重要ではないのでスキップして、概念や使い方に絞って読めば5時間程度で読める内容だと思います。

そして筆者が最も使用した教材がこちらのサイトで、かなりお勧めです。

AWS WEB問題集で学習しよう

学習するにあたり筆者がトライしたのはこちらの教材です。問題数を多くとくためには5000円程度の費用が発生してしまいましたが、確実に受かりたいようであれば

AWS試験はまだ問題集なども少なく、また出題範囲も変わっていくため、追随することが難しいと思われます。このサイトではこの問題を練習量でカバーできるのでおすすめです。ちなみにこのサイトは、インフラ・ネットワーク構築経験がない人でも受かることを目的としているためか、本番試験より難易度の高い問題を揃えてくれています。

このサイトを使っていればある程度問題・考え方にパターンがあることがわかってきます。たとえば「静的Webページ 高速化」ときたら、「Cloudfront + S3」みたいなかんじで紐づくサービスがある程度パターン化してくるのです。非同期ときたらSQS・・・など。量をこなして勉強しておくだけの価値がでてきます。混同するポイントとしては、各サービスがサブネットに紐づくのか、VPCに紐づくのか、リージョンに紐づくのかという点です。このあたりは勉強していく上で整理しておいたほうがいいかもしれません。

ちなみにAWS SAAの出題範囲となるサービスと概念・使い方を知っておけば、現場で必要となるAWSアーキテクチャのほとんどをカバーできるんじゃないかなと思っています。まさにアソシエイトとして理にかなっている内容に思えます。設計のトレンドがマイクロサービス化やサーバーレス化、なのでその思想の理解と実現するための基本的なアーキテクチャを覚えておくことがコツかもしれません。

いざ試験

約2週間勉強した上で、いざ試験。持ち物はほぼ手ぶらでいけました。

当日の持ち物

  • 写真付きの身分証明書
  • クレジットカード(本人確認のためのサブ書類)

これさえあれば受験可能です!

試験時間は2時間以上あり、筆者の場合は半分も使わず全問答えられ、残り半分を見直しに少し使ったくらいの時間感覚です。

こんな流れで特に苦労せずに合格することができました。ちなみに資格は更新制で、有効期限は3年間のようです。

さあ、これでAWS summitでラウンジが使えるぞ!と思いきや・・・まさかの新型コロナウィルスで今年は中止。来年のお楽しみになりました。

【おすすめ資格】AWSソリューションアーキテクトをとってみよう

 

 



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